ETIAS(エティアス)の申請ガイド
2023年11月以降、短期(90日未満)でヨーロッパのシェンゲン協定国に渡航する人は申請が必要となる電子渡航認証システムです。
※2023年1月13日時点ではまだ申請不要。
欧州委員会は2023年11月にこのETIASを導入予定としており、移行期間も6ヶ月設ける(導入後半年間の申請は義務ではなく任意)と発表しています。申請フォームが開示され次第、こちらの情報を更新します。
ETIASの申請が必要となる条件
(つまり日本人は申請が必要)
- 観光、ビジネス、または通過目的(トランジット)でシェンゲン協定国に90日未満滞在する者
空路・陸路・航路と渡航手段によらず、上述の条件に当てはまるすべての人は申請が必要
EITASの申請が不要な人
- アイスランド
- イタリア
- エストニア
- オーストリア
- オランダ
- ギリシャ
- クロアチア(※)
- スイス
- スウェーデン
- スペイン
- スロヴァキア
- スロヴェニア
- チェコ
- デンマーク
- ドイツ
- ノルウェー
- ハンガリー
- フィンランド
- フランス
- ベルギー
- ポーランド
- ポルトガル
- マルタ
- ラトヴィア
- リトアニア
- ルクセンブルク
- リヒテンシュタイン
アイルランドと英国(イギリス)はシェンゲン協定外にあたるため、EITASの申請は不要
この電子渡航認証システムは、ビザとは性質が異なり、事前に認証されたとしても入国が確証されているわけではなく、入国可否の最終判断は入国審査官に委ねられます(アメリカのESTAと同じ)。とはいえ、犯罪歴や過去の渡航時に虚偽申告をしたことがある等でなければ、入国時に問題になることはないでしょう。